お知らせ

事務所だより 令和4年9月号(2022/9/4)

マイナンバーカードが中々普及しないので政府が第2弾のキャンペーンを行っています。新規にカードを作ると5,000マイナポイント、健康保険証の代わりとしてカード登録をすると7,500ポイント、年金などの公金受取り用預金口座をカード登録すれば7,500ポイント、合計20,000ポイントもらえるチャンスだそうです。現在までのカード普及率はやっと5割を超えたところ。制度が始まってすでに6年半経っているので、決して順調ではないですね。カードの作成をためらっている人に多い理由は『情報流出が怖いから』(35.2%)、『申請方法が面倒だから』(31.4%)『マイナンバーカードにメリットを感じないから』(31.3%)なのだそうです。私自身カードはすでに持っているので、『マイナポータル』(マイナンバーと紐づいている情報の閲覧用サイト)も見てみましたが、確かに今のことろ、あまり便利さを実感できません。直近1年間にどこの病院にかかって、どんな薬を処方してもらったかという履歴が見れるのには少し感心しましたが、そもそも病院に行かない人には関係ないですしね。保険証の代わりになると言ったものの、まだ対応システムがある医療機関は2割程度とのことです。しかしマイナンバー活用の真の狙いは行政サービスのスリム化、税金の無駄遣い抑止ですから、基本この流れはどんどん進めるべきでしょうね。