お知らせ

事務所だより 令和6年11月号(2024/11/1)

 今回の記事にある通り、働く高齢者がますます増えてきています。この国の法律では65歳までは労働者が希望する限り、使用者に雇用義務が課せられています。ですからその年齢まで働くことはある意味普通のことになりました。ではその後はどうでしょうか。現時点でもすでに6569歳の内働いている人の割合は約2人に1人、7074歳でも3人に1人程度とのデータが出ています。75歳以上となるとさすがに10人に1人となり、やっと隠居生活が標準になるようです。また上記のような高齢期に入ってなお働き続ける理由を聞いた調査もあり、その結果は1位が「生活の糧を得るため」、2位「いきがい、社会参加のため」、3位「健康にいいから」ということでした。 年金だけを頼りに生計を立てている人の割合は、4人に1人くらいとのことですから、生活のために老後も働くことは当然と言えば当然ですが。ただ23位の理由もわかる気がします。家事にでも精を出せば良いのでしょうが、リタイア後の124時間は長くて持て余すようにも思えます。まぁ実際に自分がその年齢にならないと、本当のところはわかりませんが。