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事務所だより 令和7年5月号(2025/5/4)
ここ数年路線バスの減便が全国的に増えているとのニュースがありました。理由は運転手不足です。バスの運転手という仕事は、精神的にも肉体的にもかなりハードなのだそうです。ただそのわりに賃金水準はあまり高くない。ですから当然職種として人気もなく、好んで免許を取る若者は減少しているそうです。また他にも社会の変化として、昨年から労働基準法の猶予措置が終了したため一定時間数を越える運転業務は、それ自体が違法となっています。つまり従来のような長時間労働はできなくなっているということです。
いずれにせよ一筋縄では行かない問題ですが、将来的に大いに期待されているのが、自動運転技術です。マイカーにも徐々に自動運転機能が導入されてきていますが、僕個人的には、あまり重要には思えません。(むしろ運転の際の気の緩みにつながるような気もします。)中国や米国ではすでに無人バスが一部地域の公道で走っているようですし、公共交通機関にこそ本格普及したら、人手不足の問題は一挙に解決するのではと思いました。