お知らせ

事務所だより 令和6年4月号(2024/4/1)

今回の記事にもありましたが、就労に前向きな高齢者が増加傾向です。理由はやはり年金だけでは少々不安ということでしょうか。年金の額は過去の保険料の納付実績に応じて決まるのですが、通常65歳からもらうものを遅らせることで増やすことが可能です。これを“繰り下げ受給”と言います。1ヶ月単位で繰り下げは可能で、金額が0.7%ずつ増えます。1年12ヶ月だと8.4%、最長で7510年の繰り下げが可能なので、その場合は84%も増えます。仮に20万円/月もらえる人ならば368万円を一生涯もらえますから、老後の生活費としては十分ではないでしょうか。ただし、この生涯もらえるという点は逆にこのしくみの最大の落とし穴かもしれません。我慢を重ねてやっともらい始めた直後に、亡くなってしまったら元も子もないということですね。ちなみに70歳からもらい始めると81歳以後、75歳からだと86歳以後、原則の65歳からもらう年金総額を追い抜きます。そこまで人生が続けば、繰り下げというある種の賭け?には勝てるのですが、こればかりは誰にも正解はわかりませんね。僕もまだ先のことと思ってきましたが、最近は自分ならどうしようと考えたりします。